QRコードをラベルシールに印刷する方法
~A4ラベルシールに差し込み印刷~
QRコードを使った業務を導入する時に問題となるのが、どのようにQRコードを印刷するのかではないでしょうか?
会員カードなどの名刺サイズにQRコードを埋め込む、備品に添付ならシールにQRコードを印刷して対象物に貼る方法が考えられます。
単一のQRコードを複数枚印刷するのと違い、A4サイズのシール台紙に一つずつ異なるQRコードを並べて簡単印刷する場合、印刷対象数が増えると手動でコツコツというわけにはいきません。できれば一括の操作で簡単に印刷する方法があると便利です。
ラベルシールへ複数の異なるQRコードの印刷(バリアブル印刷)する最も簡単な方法は、ラベルメーカーから提供されている専用ソフトを使用する方法です。
Wordでも差し込み印刷機能があります。ただしQRコードのような画像の差し込み印刷には操作手順が複雑で、簡単に覚える程度の内容ではなく、上級者向きの操作となります。
ラベルメーカーから提供されている専用ソフトなら、印刷したいラベルの型式を指定し、印刷したいデータを読み込んで、印刷したい場所とデータを紐付けを行うだけで、ラベルサイズに適合した差し込み印刷が簡単に実現できるのでオススメです。
ラベルシール最大手のA-one(エーワン)さんから発売されているラベルを例にして、実際に印刷する方法を動画で紹介します。
QRコード印刷向けラベルシール(A-one品番31555)に印刷するケースを想定して個別QRコードの差し込み印刷する方法を紹介します。
QRコードを印刷したいデータファイルをCSVで用意します。ご紹介する内容はQRコードとセットにどのQRコードなのかも判別する文字列とセットで印刷するシチュエーションを想定してご紹介します。
ポイントは、QRコードを表示する文字列情報をCSVデータで用意します。1列目が印刷する文字列、2列目がQRコード表示する文字列。
名前 | QRコード |
---|---|
S001 | https://qrcloud.net/w?q=gzP2pFZZ |
S002 | https://qrcloud.net/w?q=rpuv8H19 |
S003 | https://qrcloud.net/w?q=qHEjTRQT |
S004 | https://qrcloud.net/w?q=JsRUabPh |
S005 | https://qrcloud.net/w?q=9xHuNPLd |
・・・ | ・・・ |
A-oneさんから無料で提供されている「ラベル屋さん」を使ってQRコードの差し込み印刷する手順を動画(音は出ません)で紹介します。
ポイントは差し込み印刷したいQRコードとどのQRコードかをテキストで表示するためのCSVファイルを事前に準備しておく点です。QRコードも画像ファイルファイルではなく、QRコードにしたい文字列を作成しておきます。
QRコードをラベルシールに差し込み印刷するまでの一連の流れをもう一度整理してみます。
餅は餅屋です。ラベル印刷するにはラベルメーカーさんの提供するツールを使うのが近道です。
QRコードを使った業務管理を導入すると、劇的な業務改善を図ることができるのですが、導入するにあたって複数のQRコードをどうやって簡単にまとめて異なるQRコードを印刷するかだと思います。対象物へシールで印刷して貼付するまでの事前作業が大きな課題いえるでしょう。
ここで紹介するように、印刷したいCSVファイルと専用ソフトを組み合わて使えば、複数種類のQRコード印刷も簡単に行うことができます。
ぜひQRコードを使った業務導入をご検討してみてください。
QRコードを使った管理のやり方は運用したい用途によって大きく異なります。ざっとカテゴライズすると、QRコードとデータベース連携させて対象データの更新を目的とする場合、QRコードを読み取ったそのものの情報(読み取り時刻と誰が読み取ったのか)の情報を蓄積だけする目的、大きくわけるとこの2パターンに分類尾されます。具体的な使い方をもう少し掘り下げて知りたい場合も参考ページもご覧ください。
QRコード業務効率化を簡単に実現できるプラットフォームサービス「キューRクラウド」では、エクセル1行単位でQRコードが作成でき、QR読み取り記録もリアルタイムでクラウド管理できるWebサービスです。こちらも無料でお使いいただけます。